はじめに
海外の商品を個人輸入しようとすると、日本に発送してもらえないことが多々あります。
その場合購入を諦めるか、高い手数料を払って購入代行サービスを使うのが一般的です。
しかし、それ以外にも「転送サービス」を利用する手があることをご存知ですか?
Webショップで購入した商品を指定された住所に配送することで、日本へ転送してもらえる便利なサービスです。
ですが、こういったサービスを利用したことがない方にとっては「本当に荷物は届くのか」、「トラブルの際はどうすればいいのか」といった不安も多いと思います。
そこで今回は、日本語での問い合わせに対応した比較的初心者向けの転送サービス、Buyandship(バイアンドシップ)を紹介します。
Buyandshipの概要
Buyandshipは香港に拠点を置く転送サービスです。世界11ヵ国に海外倉庫を持っており、世界中の商品を日本へ転送してもらえます。
圧倒的な利用料金の安さと日本語でのサポート対応が特徴です。不安なことがあればチャットやメールで質問すれば半日以内に返信がきます。
転送料金・最大重量・最大サイズ
利用料金はどの国からでも定額で、最初の3ポンド(1.36 kg) までは2800円、それ以降は1ポンド(0.45 kg) 毎に700円と他社と比べると圧倒的に安いです。
各倉庫に届いた全ての荷物をまとめて香港に送り、そこから個別に配送することで低料金を実現しています。
荷物の重量は最大55ポンド(24.9kg)まで、また22ポンド(9.9kg)までなら色々な国で買った複数の荷物をまとめて日本に送ってもらえます。
最大サイズは基本的に3辺の合計が150cmまで対応。
ただし国によって微妙に違いがあるため、購入前に公式サイトで確認しましょう。
利用する上での注意点
Buyandshipを利用する上で最も注意しなければいけない点は、輸入が禁止されていたり規制されている商品があることです。
内容が不適切な本や腐りやすい食品、指定薬物などはもちろん不可。リチウムイオン電池を搭載した製品や液体類ハンドクリームなども)も転送できません。
もし各国倉庫で該当する商品が見つかった場合は破棄もしくは返品するよう連絡がきます。
また、運悪く香港まで運ばれて発見された場合は、廃棄または香港内の住所に転送という選択肢しかありません。
少しでも不安に思ったらサポートへ質問した方が無難です。
また衣類関連は重量が思っていた以上に重くなりがちです。
ブランド物やそれに似たものでなければ、公式転送サービス(官方集运)を使ったほうがお得に輸入できます。
ただし官方集运は禁止品の条件が厳しいので、そこは注意して利用する必要があります。
(倉庫で禁輸品だということが判明すると、返品手続きや廃棄手続きなどで中国語でのやりとりが必要になりかなり面倒です。)
使い方
基本的な使い方を紹介する前に、紹介コードの紹介をさせてください。
登録時に紹介コード「7764406323」を入力すると双方に260ポイント貰えます。以下の紹介リンクを踏むと自動的に入力されるのでその方法でもOKです。
新規登録時の500ポイントもあるので、計760ポイント手に入ります。
なんだアフィ記事じゃねぇかという指摘もあると思いますが、輸入したおもしろガジェットは基本記事にするつもりなので許してください……。
登録時のお届け先住所は日本語で入力して大丈夫です。(チャットで確認しました)
(ちなみにポイントは取得後3ヶ月で消えてしまうという結構ケチな仕組みになっています。貯まるまで待たずに毎回使うことをおすすめします。)
まず、ショッピングサイトに登録する住所を「海外倉庫住所」をクリックして確認します。
この住所を商品を購入するサイトで登録します。今回は米Amazonの場合です。その他はこちらをご覧ください。
商品が発送されたら転送依頼をしましょう。「新しく転送依頼をする」をクリックし、
倉庫、配送業者、追跡番号、商品詳細を記載します。保険はオプションですが、割れ物等は補償されないのでご注意ください。統計やマーケティング情報としての利用を許可すると、1ポンドあたり20ポイント(20円分)もらえます。
転送依頼が完了すると「依頼済み商品」の欄に表示されます。倉庫に到着すると自動的に香港まで運ばれるのでそのまま待ちましょう。
香港倉庫に到着すると「香港倉庫に到着済みの商品」というタブに表示されます。
無料での保管期間は商品の到着から20日間です。それ以降は1日100円の保管料がかかります。
有償での最大保管期間は30日間です。なお日本への発送をせずに50日間経過すると強制的に破棄されてしまうようなのでご注意ください。
ここでまとめる商品を選択し、お届け先と利用ポイントを入力して、転送代金を支払いましょう。なお今のところ支払いはクレジットカードオンリーなようです。
あとは日本に到着するのを待つだけです。
2024年現在は佐川急便の飛脚国際宅配便で届きます。
使ってみた感想&評判
まずは日本に商品が届いた状態をお見せします。
今回はイギリスのebayと中国のタオバオで商品を購入しました。基本的にペラペラのビニールバッグで包まれて届きます。特に破損はありませんでしたが、元の梱包がしっかりしていない場合は補償をつけたほうが良いかもしれません。
また、公式サイトには全ての電子機器が不可と記載がありますが、チャットで質問したところバッテリーさえなければ大丈夫なようです。今回は基板部品を購入しましたが、特に問題なく届きました。
Twitter上での評判はこんな感じ
いつもお世話になってるbuyandshipさんに転送してもらってロンドンからやっと届きました!
— 海外通販ch.(スニーカー&アパレル) (@ch86699366) October 12, 2020
うれしー😊
コロナ禍で海外倉庫の方も大変かと思いますがまたよろしくお願いします。#buyandshipjp #NIKE #dunk pic.twitter.com/rbdljNTzs0
毎回思うけどbuyandship最高だから個人輸入で転送サービスだけ探してる人は是非使って欲しい
— ぶらきち🌙 (@umbreonensis) November 13, 2020
購入代行できないのと日数かかるくらいで、トラブル対応早いし安いし丁寧だよォ🤗オススメ
ステマじゃないよ( ˘-˘ )
一部ではボコボコになってたという投稿もあるので運要素はありそうです。
#タオバオでドール用品 買ったレポ
— メリー@ドール (@merryxmas_doll) December 2, 2020
buyandshipで転送依頼しました。
こんな感じで届きます。
今回は10店舗で買ったものをひとまとめにして送ってもらいました😁
2枚目の写真 凹んだダンボール大丈夫か?
続きはリプに繋げてきます。 pic.twitter.com/sptEHNlCKG
ちなみに私が存在を知ったきっかけはケータイ評論家として有名な山根博士さんの投稿でした。
Buyandshipで受け取り! 間違いなくYongnuo! 開封は30分後くらい(移動) pic.twitter.com/dWL2iny0N9
— Yasuhiro Yamane/山根康宏 (@hkyamane) April 13, 2021
まとめ
というわけで、転送サービスBuyandshipの特徴&評判&使い方でした。
分かりやすい料金体系と日本語対応が魅力のBuyandshipを使って、ぜひ海外ショッピングを楽しんでみてください。